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COLUMN

外壁リフォームとは? 戸建て住宅に欠かせないメンテナンス


戸建て住宅の外壁は新築当初はピカピカですが、時間が経過するにつれて劣化が進んでいきます。
外壁をメンテナンスせずに放置していると、見た目が悪くなるだけでなく、住宅そのものの寿命が縮まるおそれがありますので、定期的に外壁リフォームを行いましょう。
今回は外壁リフォームに関する基礎知識と、リフォームの種類、手順など気になる情報をまとめました。


外壁リフォームの基礎知識

外壁リフォームとは、劣化した外壁に塗装や補修を施すことです。
どのようなリフォームを行うかは外壁の状態によって異なり、簡単な目地の補修で済ませることもあれば、既存の外壁を撤去して新しいものに交換する大規模なメンテナンスを行うこともあります。

外壁の劣化スピードは環境や使用している塗料の種類などによって異なるので一概にはいえませんが、降雨量が多い地域や陽当たりの悪い場所、安価な塗料を使っている場合などは3~5年程度で劣化が始まることもあるようです。

目地の補修程度ならホームセンターなどで材料を購入し、手の届く範囲はDIYで作業することも可能ですが、外壁塗装や張り替えなどの作業はかなりの時間と手間、そして高度な技術が必要になるため、専門業者に依頼するのが一般的です。

●外壁リフォーム業者の種類

外壁リフォームを請け負っている業者は複数あり、近年ではホームセンターが受注を行っているケースも多いようです。
しかし、ホームセンターはあくまで外壁リフォームを受注するだけで、実際に施工するのは下請け業者となります。
ホームセンターを通すことで余計な中間マージンが発生してしまいますし、下請け業者にうまく要望が伝わらず、満足できない仕上がりになってしまう可能性があります。
外壁リフォームにはそれなりの費用がかかりますので、後悔しないためにも、工事件数の多いリフォーム専門業者や外壁塗装業者など外壁リフォームに特化した業者に依頼することをおすすめします。
どちらも外壁リフォームに関してはプロフェッショナルですが、外壁だけでなく、内装や水回りなどほかの部分の劣化も気になる場合は、リフォーム業者にまとめて相談した方が安心です。


外壁リフォームの必要性

外壁リフォームを行うタイミングは人それぞれですが、見た目に変化がないように思えても、新築から10年が経過したら外壁リフォームを検討するのがおすすめです。
なぜ外壁リフォームを行わなければならないのか、その理由は大きく分けて4つあります。

●防水性を高め、雨漏りや浸水を防ぐ

戸建て住宅のほとんどは木造ですが、木材は湿気に弱く、多湿の環境下にあるとカビや腐食、雨漏りが発生する原因になります。
外壁塗装に使われる塗料は防水性が高く、新築してしばらくは外部からの水分の侵入を防いでくれますが、経年劣化によって塗装が剥がれてくると防水機能がだんだん低下してきます。
防水性能の低下は見た目だけで判断できないケースが多いので、新築から10年が経過したら外壁リフォームを行い、防水機能を復活させることが大切です。

●大規模補修を回避できる

外壁の劣化を長らく放置した結果、雨漏りや腐食などのトラブルが発生した場合、修繕・修理にはかなりの費用がかかります。費用に関しては補修の規模にもよりますが、たとえば雨漏りの補修工事なら100万円前後のコストがかかる場合もあります。
また、雨漏りによって基礎の腐食が進むと、家そのものの耐久性が低下し、大規模な災害が発生したときに建物が全半壊してしまうおそれがあります。
そうなった場合、解体や建て替えなどに多額の費用がかかってしまい、経済的な負担がぐっと大きくなります。定期的に外壁リフォームを行っておけば、雨漏りや浸水が起こりにくくなり、大規模補修のリスクを低減できます。

●住宅の美観を維持できる

外壁は戸建て住宅のデザインに関わる重要な部分ですので、劣化によって色あせや亀裂が発生すると家全体のイメージが悪くなります。
家に住んでいるご本人たちが気になるのはもちろん、場合によっては近隣の方々の心証を悪くしてしまうおそれもありますので、外壁リフォームで住宅の美観を維持することが大切です。

●家族の健康を守る

壁や天井などに雨漏りが発生すると、住宅内の湿度が高くなり、カビや雑菌が繁殖しやすい状態になります。
カビ菌や雑菌を含んだ空気を吸い込むと、ぜんそくやアレルギーなどの症状が起こりやすくなり、住人の健康を害してしまう可能性があります。
家具や家電にも少なからず影響をもたらしますので、大切な家族や家財を守るためにも、定期的な外壁リフォームは必要不可欠です。

外壁リフォームの種類

外壁リフォームの種類は、補修・塗装・重ね張り・張り替えの4つに分類されます。
どのリフォームを行うかは外壁の状態や施主様の要望によって異なりますので、それぞれの特徴をよく理解し、業者と相談しながらどんなリフォームを行うかじっくり検討しましょう。

外壁補修
外壁の小さなひび割れや部分的な剥離、目地割れなどの症状については、外壁補修で対応することができます。
施工内容はシーリングの補修がメインで、外壁に生じたすき間にシーリング材を充填し、建物の防水性や気密性をアップします。
基本的に足場をかける必要が無ければコストも少なく、工事自体も数時間程度で済みます。ただ、亀裂が大きい場合や、剥離が全体に見られる場合は補修だけでカバーしきれませんので、塗装や張り替えを検討しましょう。 

外壁塗装
専用の塗料を使用して外壁の塗り替えを行います。
塗装前には高圧洗浄や補修工事を行うほか、足場もかけなければならないので、施工には相応の費用と期間がかかります。また、使用する塗料の種類によって費用やその後のメンテナンスが大きく異なります。
最もリーズナブルなのはアクリル塗料で、30坪の戸建てなら費用は45~75万円程度と比較的安価ですが、そのぶんほかの塗料に比べて耐久性が低く、5年程度で塗り替えが必要になります。
一方、最もシェア率が高いシリコン塗料は費用こそ70~100万円程度とやや高めですが、耐久性はアクリル塗料の約2倍あり、外壁の機能を長持ちさせられます。
近年は太陽光による熱を防ぐ遮熱塗料や、汚れをセルフクリーニングしてくれる光触媒塗料など、プラスアルファの機能を備えた高機能塗料も流通しており、予算やニーズに合わせて最適な塗料を選ぶことになります。 

外壁の重ね張り
木材や金属、セメントなどを使ったサイディングボードを外壁に使用している場合、既存の外壁を撤去せず、そのうえから新しいサイディングを重ね張りすることができます。
外壁塗装よりも費用は割高ですが、新築時とほぼ同じ見た目と機能を取り戻せるため、ワンランク上の効果を期待できます。既存サイディングの撤去作業もいらないところが特徴ですが、重ね張りにあたって新たな下地を設置する必要があるため、既存サイディングの劣化が進んでいる場合は張り替えが必要になります。 

外壁の張り替え
既存の外壁材を撤去して骨格だけの状態にした後、新たに下地と外壁材を取り付けます。
撤去費用や廃材の処理費用などが追加されるので、外壁リフォームのなかで最もコストは高くなりますが、そのぶん外観や機能性は大幅に向上します。
また、骨格の状態からスタートするので、耐震補強として必要に応じて筋交いの追加などを行えば、家そのものの耐久性を向上できます。


外壁リフォームの手順

実際に戸建て住宅の外壁リフォームを行う場合の一般的な手順を紹介します。

業者の選定・相談外壁リフォームを依頼する業者を選定し、外壁に関するお悩みや困りことについて相談します。
業者を選ぶときは、実績数や相談時の対応・提案、ホームページなどに掲載されている施工事例などを参考に、信頼できるところを厳選しましょう。
現地調査・見積もりリフォーム業者の担当者が実際に現地を訪問し、外壁の状態や住宅の規模などを調査します。
現地調査の結果に基づいて見積もりを作成し、お客様と相談しながら外壁リフォームの内容や塗料の種類などを決定していきます。
足場の設置外壁補修以外の外壁リフォームでは足場の設置が必要です。
足場の設置費用は一般的な2階建て住宅の場合、約15~20万円程度かかりますので、屋根の劣化が進んでいる場合は外壁リフォームとまとめて行ったほうが足場費用を節約できます。
高圧洗浄で汚れを落とす汚れやコケが付着したまま塗装すると、塗料がうまく密着せず、すき間から雨水が浸入してしまうおそれがあります。
塗装の前に高圧洗浄で外壁表面の汚れやコケを取り除き、塗装しやすい状態に整えます。
外壁補修を行う外壁に亀裂や目地割れが見られる場合、シーリングの充填などを行って補修します。サイディングの場合は、古いシーリング材を撤去して新たにシーリングを打ち直します。
補修が甘いと亀裂が再発し、外壁リフォームの効果が半減してしまうので、念入りに修理・修繕を行います。
下地の調整古い塗装の撤去やサビの除去といった下地調整を行います。
きちんと下地調整すると塗料の密着度がアップし、塗膜の剥がれを予防できます。
外壁塗装下塗り→中塗り→上塗りの順に、塗料を3度に分けて塗っていきます。
まず下塗りで塗料の密着度を高め、中塗りによって塗膜に厚みを持たせることで、外壁全体の耐久性を向上します。
最後の上塗りは、さらに厚みを持たせるためと、家の外観をきれいにするための仕上げとして行われます。
最終チェック・片付け・
引き渡し
塗り残しや塗り忘れがないかチェックしたら、足場を解体し、住宅まわりを掃き掃除します。
片付けが終わったら住宅をお引き渡しし、外壁リフォームは完了です。


外壁リフォームは早めに行うのがおすすめ!

住宅の外壁は一年中、雨風や紫外線にさらされているため、知らない間に劣化が進んでいきます。
見た目に大きな変化がなくても、塗膜が剥がれると雨水が浸入しやすくなり、雨漏りやカビの発生、腐食からの倒壊などが起こる危険性があります。
新築時の外壁の寿命はおよそ10年といわれていますので、住宅購入時から8~10年が経過したら、早めに外壁リフォームを検討しましょう。
戸建て住宅の外壁は新築当初はピカピカですが、時間が経過するにつれて劣化が進んでいきます。
外壁をメンテナンスせずに放置していると、見た目が悪くなるだけでなく、住宅そのものの寿命が縮まるおそれがありますので、定期的に外壁リフォームを行いましょう。

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