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テーマは「おとぎの国の城」 おとぎの国の住人になれる家

H様邸 埼玉県所沢市

お客様と住協建設がしっかりとスクラムを組み、思い描いた通りのマイホームを実現。

念願のマイホームづくりでH 様がイメージされていたのは、おとぎの国の城のような家でした。日本では あまり類を見ないスタイルですが、H 様は「豊富な建築事例を持つ住協建設なら、思った通りの家が建て られる」と確信していたそうです。

「洋風の家に住みたいとずっと思っていました。マイホームを建てるのであれば、シンデレラ物語に出てく るような、夢のある城の雰囲気を大切にしたかったのです。そんな話を設計担当の藤本さんに話したら、『ク イーン・アン様式(18 世紀前期のアン女王の時代に英国で生まれ、米国で発展したスタイル)ですね』と。 そして、建築事例を見せてくれたのです。それこそ、欧米の街並みを再現した“時空の庭グランシア三芳町” の写真だったのですが、その事例はすでに私の目に焼き付けてありました。なぜなら以前、広告で“時空の庭” を初めて見たときから、私が理想とするイメージに近いと興味を持っていたからです」(H 様)

機能性と様式美を兼ね備えた多角形屋根、玄関ポーチやベランダの個性的な装飾、南欧風のパティオのよ うな中庭など様々なディテールへのこだわりを再現。お客様と住協建設がしっかりスクラムを組み、思い 描いた通りのマイホームを実現させることができました。

 

 

 

H 様のご要望を踏まえて初期設計に取り掛かるも、第一種低層住居専用地域のため、

城をイメージした高い屋根は道路側に配置できないという問題が……。

そこで、クイーン・アン様式の特徴である多角形の要素を取り入れ、独自の雰囲気を演出しま した。

 

 

 

「きれいな多角形を実現しながら部屋を効率的に使えるように、屋根の外観と間取り の整合性がポイントでした。

また、道路から見上げたときの美しさも重要ですから、 多角形部分の上屋軒天には装飾を設けてボリューム感を出すようにしました。

結果 として、機能性と様式美を兼ね備えた理想的なスタイルに仕上がったと思います」(設計担当)

 

 

 

アクシデントから生まれた、「癒しの中庭」。

H 様は古くなったご自宅を建て替えたのですが、解体工事中、予期せぬ出来事があ りました。

建物の基礎部内側から、直径1.2m・深さ3mほどの古井戸が出てきたの です。

「井戸の上に建物を建てることを避けるため、急遽、設計変更になってしまい ました。

再提案したプランは、井戸の部分を生かして中庭にし、

庭に面した開口部 から光と広がり感を取り入れる設計でした」 (設計担当)

 

 

 

“時空の空” で使った輸入部材を応用できた点では効果的でしたね。

屋根に配した風 見鶏は、大きすぎず小さすぎずのサイズを決めるため、

施工現場の写真や現地でお 客様と検討した結果、46 インチの大きさにたどり着きました。

しかし、海外発注の ため入手まで1カ月半ほど要するので、工事日程には気を配りました。

 

 

 

また、輸入部材は建物に独特の表情を添えてくれますが、なかには強度が劣るもの もあります。

そこで、風見鶏と屋根との接合部分を補強したり、ベランダの手すり の場合、

本来よりもピッチ(柱と柱の間隔)を狭くし、さらに補強材を入れることで、

大人が激しくゆすってもビクともしない強度を達成させました。

 

 

 

多角形屋根と同様に目を惹くのは、玄関ポーチやベランダの個性的な装飾。

これら は輸入部材によるもので、“時空の空” で洋風住宅にも実績のある住協建設が得意と するデザインでした。

 

 

 

「南欧風のパティオのような中庭ができたことで、建物に癒しの空間が生まれ、室内 がさらに明るくなりました。

ホームセンターで購入したオブジェたちで可愛らしく 装飾したら、幼い娘たちも大喜び。

まさに、怪我の巧妙でしたね。おかげさまで、 お気に入りのスペースになりました」(H 様)

 

 

 

瀟洒な外観だけではなく、建物のすみずみまで愛着とこだわりが感じられるH 様邸。

たとえば壁に腰板(壁・障子などの下部に張った板)を使ったリビングは、メルヘ ンな雰囲気をやさしく醸しています。

 

 

 

そして、映画のワンシーンに出てくるような標識やお洒落な消火栓などは、H 様みずから手配したものでした。

 

 

 

「皆さんからお褒めの言葉をいただいている標識は、私が手作りしました。

好みの部材を探して集めるのも楽しみなんですよ。

ここまで洋風建築にこだわったのですか ら、とことん細部までこだわらせてもらいました」(H 様)

 

 

 

道行く人が思わず足を止めて見入ってしまうH 様邸の特筆すべき点は、建物のデザイン性だけではなく、安全性もあげられます。

つまり、中庭を設けたことで構造物 としての一体感が欠け、建物の強度が低下する恐れがあったため、

構造梁をつない で強度を向上させたからです。

デザイン性、機能性、安全性のいずれも満たした“おとぎの国の住人になれる家” は、

H 様の熱い思いと住協の高度な技術力の結晶です。

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