住まいのレポート

店主のこだわりが迎える、
古き良きアメリカンヴィンテージ・サロン。

店内に入った瞬間、古き良きアメリカン
ヴィンテージの、
カッコいい×レトロ感を
兼ね備えた独自の世界観が広がります。

INTERVIEW

狭山市:
美容室CAP_hiar  店主

開業13年目、設備の老朽化・交換を機に、 リノベーションを決行。

趣味:
設計・インテリアが大好き。
頭の中は常にアイディアでいっぱい。
ハワイとアメリカンヴィンテージを
こよなく愛するこだわり派。

渋さのなかにも、店主の遊びごころを
感じるミックススタイル

スタッフ:すごい!隅々までこだわってる!という感じが溢れてますね。全てご主人のアイディアですか?

ご主人:そうです。自分の好きなものを集めていったらこうなったという感じです。 
日頃から住宅・インテリア関係の雑誌を見るのが好きで、よくチェックしては、イメージを膨らませて、アイディアをストックしています。

スタッフ:何処も気になるのですが・・・一番こだわったところはどこでしょう。 

ご主人:こだわったというか、一番住協さんを悩ませたのはこれ!
この空間を仕切るこのフェンス、実はアメリカの庭でよく使われる屋外用の柵なんです。
いわゆる「金網」ってやつです。住宅雑誌で見て、気に入ってしまって。どうにかしてインテリアとして活かせないかと相談しました。とりあえず取り寄せていただいて、サイズを合わせたり、どうやって設置するのかなど、かなり検討していただきました。そうして、イメージにピッタリのこの仕様が完成しました。

スタッフ:絵がたくさん飾ってありますね。ハワイ、お好きなんですね。

ご主人:はい、新婚旅行で訪れて依頼、好きになりました。
毎年、少しずつ絵を集めて・・・絵を飾ることを想定して、レイアウト、壁のデティールにもこだわっています。不思議とハワイアンのハンドメイドな感じと、アメリカン・ビンテージの質感とが馴染んで、きれいすぎず、自由でおもしろい空間になりました。

スタッフ:家具や鏡、散髪用の椅子も凝ってますね。

ご主人:使い込んだ感じとか、いいでしょう。ちょっと遊びのあるデザインにもひかれます。
私は設計やインテリアのプロじゃないから、無邪気に自由に発想して、どんどん組み合わせてみる。
完璧にコーディネートされた空間よりも、ラフにいろんなものをミックスしているほうがおもしろくて好きですね。あとは、BGMで好きな音楽が流れれば、完璧です。

スタッフ:まさに好きなものに囲まれて。ですね。

  • 空間を程良く仕切るフェンス。
    以前はシャンプー等を置く棚がありましたが、今はインテリアの
    一部として、ヴインテージの遊びごころや温もりのある空間を
    演出しています。

  • 素材の違いが楽しい、様々な表情を持つ壁。

こだわりを形にしてくれた技術と心意気

スタッフ:待合スペースは、また違った雰囲気ですが。

ご主人:実は、こっちは奥さんがプロデュースしました。照明、天井の色や壁のクロス、奥さんが丁寧に選びました。全く共通点がないわけではなくて、良いバランスかな。

スタッフ:さすが、ご夫婦。同じ店内で色々なテイストの空間があるのはおもしろいですね。

ご主人:よくここまで、形になったなと思います。
住協さんは、いつも頭を悩ませながらも、要望に応えてくれるのです。
「そうですか・・・」「少し待ってください」とか言いながら、こちら以上にあきらめない。
天井に設置するエアコンだとか、このシャンプー台も本来、設置が難しいのですが配管も含め完璧に設置してくれました。そういう、見えないところの仕事の精度、技術も素晴らしいと思います。
かっこいいだけじゃない、メンテナンスしやすい床材とかも、働き手の使い勝手をよくわかっているなと、感激しましたね。

スタッフ:しっかりとした信頼関係ができているのですね。

ご主人:そうですね。一緒に夢を実現するパートナーです。
リフォームが完成した時、担当者の方に、「今回は、思いっきりやりきりましたね!」と言われましたが、いや、まだまだ(笑)僕の頭はアイディアでいっぱいですからね。
覚悟して待っててください!

こだわりを詰め込んだ空間で、いきいきと仕事をするご主人。お客様の評判もよく、インテリアをきっかけに、話が弾むことも多いそうです。
「暮らしを楽しむ」を体現されているご主人が、とても素敵な美容室でした。

  • シャビーな雰囲気の壁に絵が映える。
    ボルトを使用した鏡のフレームも良いアクセントに。

  • クラシカルな雰囲気の待合室。
    アンティーク調の照明は奥様のこだわり。