住まいのレポート
ゆったりと自分の時間を愉しむ、
快適な我が家。
気取らない笑顔で迎えてくれたご夫妻。
お二人の人柄を感じさせるような、暖かみのあるリビングが広がります。
INTERVIEW
- 狭山市:
- Iさんご夫妻
築35年の自宅をフルリノベーション
- 趣味:
- 美術教師だったご主人。
現在はゆっくりと絵画を楽しんでいる。
奥様は、ガーデニング が趣味。
四季によって表情を変える庭を眺めるのが、
至福の時間。
スタッフ:フルリノベーションされた、きっかけは?
ご主人:夫婦揃って教師をしていたのですが、私の退職を機にリフォームしました。以前は祖父母、子供たちと6人で、忙しくもにぎやかに暮らしていたのですが、子供たちも巣立っていき、「自分たちの時間」が出来まして。
奥様:自分たちの時間を大切に、楽しみたい。そのためには、この我が家を居心地の良い、快適な空間にしたいと、思いきってフルリノベーションしました。
スタッフ:住協との出会いは?
ご主人:もともと住協さんで建てた家だったので、自然とリフォームもお願いしました。 それまで不満もなく、快適に暮らしていたので安心してお任せしましたね。 あと、担当が私の教え子でして・・・色々、親身になってわがままを聞いてもらいました。
スタッフ:それは心強い。進行もスムーズだったのでは?
ご主人:そうですね。でも、「知り合いだから」ということではなく、関わっていただいたスタッフ、現場の職人さんも、皆さん対応が丁寧でした。よくこちらの話を聞いてくれる。 すぐに、「それはできません」とは言わないで、お付き合いいただきました。
奥様:ショールームにも同行していただいて、たくさん見に行きましたね。
ご主人:そうだね。おかげで比較検討できて、設備もインテリアも納得がいくものを選ぶことができました。 プロの意見も聞けて、いろんな発見がありましたね。
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大きな絵と向きあうご主人。展覧会に出品する絵を制作中。
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ご主人の絵が飾られている壁。
ギャラリーのように、照明にもこだわっています。 -
まだ、始めたばかりだから!と照れくさそうにピアノに向かう奥様。
スタッフ:じっくり、こだわって完成したご自宅ですが、とくにこだわったところはどこですか?
ご主人:色々あるな・・・
奥様:わたしは収納。実際暮らしてみて、その使い勝手の良さを実感しましたね。
階段のデットスペースに設けたクロークは、収納する物のサイズに合わせてあります。
物を出し入れしやすいよう、高さも計算されていて。
クローゼットを引き戸にしたのも、スペースを有効に使えて良かったですね。
スタッフ:家事をこなす奥様ならではですね。そういった細やかな気配りは嬉しいですね。
ご主人:わたしは、自分の部屋のアクセントクロスかな。
なかなかない色味で気に入っています。こういう「遊び」があると、楽しいですよね。
スタッフ:「壁」だけでも色々こだわりがありそうですね。リビングの壁はしっくいですか?
ご主人:はい、珪藻土の塗り壁です。クロスとはまた違った風合いがあっていいでしょう。
リビングは天井も珪藻土です。調湿性もあってオススメですね。
キッチン側の壁は「エコカラット」。これは住協さんに提案されたのですが、湿気やニオイが気にならなくていいですね。
スタッフ:素材にもこだわっていらっしゃいますね。
奥様:素材といえば、玄関扉ですね。無垢の木、チークの扉。一枚板なんですよ。
重厚感が全然違うし、時が経つほど味わい深くなるというか、愛着がわいてきますね。
スタッフ:実際に暮らしてみて、特によかったなと感じたとことはどこですか?
ご主人:「快適」なんですよ。いつも。冬でも暖かい。
奥様:今日もこんなお天気(冷たい雨)だけど、じめじめしてないでしょう。
スタッフ:確かに。断熱・気密リフォームもされたのですか?
ご主人:そうなんです。快適さにこだわるとそうなったといいますか。
断熱材を見直したり、高性能なサッシを採用したりしました。気づけば、結露もない。
こういうことって、目にはみえないからつい後回しになるけど、大切なことだったんだなと
思いました。
スタッフ:そうですね。「快適」であることが、暮らしの基本かもしれませんね。
みえないところへのこだわり、暮らしを楽しむゆとりに触れ、「ゆたかに暮らす」ことの意味を改めて考えた訪問でした。
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配色がモダンな和室。畳にもこだわりました。
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家の顔にふさわしい、美しく重厚な玄関扉。
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春になると咲き誇るバラのアーチ。
実は教え子からもらった1本のバラだったとか。 -
庭を愛でる心地良いウッドデッキ。緩やかな時間が流れます。